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 DMデザイン:モーネ工房・seiken工作所

 箱絵本を作ることになった発端は、わたしが、モーネ工房の箱市・袋市へ著しい勘違いを起して応募したからです。㎜と㎝を間違えて、とても小さいな箱に、小さな葛籠に詰めるように布人形とブローチを詰めたのでした。それを見て、モーネ工房の井上憲正さんが面白いと仰いました。こういうのをもっと見たいと。

 けれども、すぐには作れなくて、かなりもんもんとする一年とすこしを過ごしました。井上さんをお待たせすることにもなりました。作りたいけれども、たぐり寄せられないもどかしさ。

 ひとつは、わたしに貼り箱を作るノウハウがなかったこともありますし、箱であることによって広がる世界観が必要でした。これまで、布人形を立体額に入れたことはありましたが、なぜ今回箱にするのか。箱には額縁と違って蓋があります。

 さらに、もう一人登場人物が加わります。先月終わりました個展「空想原っぱ」を見に来てくれた友人が、「わたしが、カルトナージュをやってるの知ってる?」「箱絵本に興味がある」と言ってくれた辺りから、じわじわ何かが動き出しました。
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 布ブローチ:ハヤシマドカ 箱制作:久保ひろみ

 これはDM に載せた文章です。<ロシアのダーチャ=小屋(セカンドハウス)付菜園を思って、絵本の箱を作りました。気取りのない庭に、野菜や果物も花も一緒くたに植わっており、子どもやお年寄りが居るから、物語が欲よく育つ。そんな庭です。>

 ロシアのにわ +箱絵本 [ハヤシマドカ作品展]
 箱制作協力:久保ひろみ
 二条城近く、ギャラリー モーネンスコンピスにて、11月22日(火)~27日(日) 12時から18時(最終日は17時まで) http://www.maane-moon.com/

どうぞよろしくお願いいたします。
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# by madozukin | 2016-10-28 02:49 | お知らせ
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# by madozukin | 2016-09-24 01:57 | 制作日誌
 虎子石を作りました。
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 曽我物語は、江戸歌舞伎の流行に伴い、敵討ちというジャンルで広まりました。元になったお話しは、平安末期の出来事ですが、スポットが当たったのは江戸時代です。
 虎御前は、親の敵を討つために生きた曽我兄弟の兄の妾だったひとです。曽我十郎亡き後仏門に入りますが、その美しい人の、御守りだった虎子石を面白がってキャラクター化した浮世絵師がいました。
 歌川芳圓(うたがわよしかず)です。彼の描いた虎子石が、いま太田記念美術館のTwitter アイコンなっていて、何とも可愛らしいので布人形に仕立ててみました。

 虎子石の活躍は、十郎の仇である工藤祐経(くどうすけつね)が刺客を差し向けた際、十郎の身代わりとなり、刺客の矢を防いだそうです。石なのに。や、石だからか。虎御前が、わたしと思って身に付け欲しいと託した石が、そのときは、曽我十郎を守ったのかもしれません。しかしながら、敵を討ち果たし後に、十郎は亡くなります。虎御前は、恋人の菩提を弔い、虎子石をずっと大事にしました。

 石フェス!に参加します。
総勢50組、わたしは、星が丘にあるソーイングギャラリーに出展しております。8月24日よりスタート!
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# by madozukin | 2016-08-22 22:22 | お知らせ