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 これは千載一遇の機会だと思う。しかし、またすぐに自信のないわたしに戻ってしまった。天の岩戸のなかは、空気が濁っている。

 自分にいろんなことを確かめる。本気じゃないと人のこころは動かない。表向きのきらきらした粉飾では最後まで辿り着けない。気持ちの軸を確かめたくて、星が丘のソーイングギャラリーへ出向く。後ろ向きの気持ちは、例により一本電車を逃す。でも、行くんだ。お日さまは傾いて、ギャラリーの中庭には午後の淡い光りが消えかけている。守り袋の展示を見る。
 
 東京で見てきたギャラリーの広さは、大体のこのぐらいあって、去年やった場所よりも一回りも大きい。その空間を作れるだろうか。

 逃げたい癖に冒険したい。逃げ腰の自分をなだめながら準備から始めよう。
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by madozukin | 2009-03-30 18:08 | 制作日誌
 わたしのテーマはどうしても「おかあさん」なのだな。「おかあさん」が出てくると興奮して脳が臨戦態勢だ。正確に言うと、慈愛の方ではなくバケモノ性としての母性。成長したわが子に距離を取れず、なおも取り込もうとする、あるいは極端に無関心になってしまう態度をまじまじと観察する。

 その人は泪が溜まっているようだった。まだ泣き足りてないのだ思う。とても大事な人を亡くしたのだ。こころの半分が、その人に着いて行ってしまったように疲れていた。話を聴いている内に、自分の共依存性がずるずるとそっちの方に引っ張られそうになってこわい。
 
 解決しては駄目なのだ。だって、こころからおかあさんのように思っていた人を亡くしたら、それは悲して悲しくてどうにもならない。どうにもならないことを解決した錯覚をつくりたくなるのが共依存なのだと思う。彼女は、時間をかけて、自分の悲しみを乗り越える。それだけだ。

 小さい人ではないから背中をとんとんするわけにもいかない。きちんと距離を取れるかどうか自分が不安。気持ちの背骨がまだまだ脆弱。。
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by madozukin | 2009-03-27 02:26 | メモ
 大凡五六年ぐらい前は、意気込みすぎて胸が痛くなるような有様で、自己プロデュースの必要性を思ったものです。しかし、現実の制作と動機付けがあいまいな人の考えることって、ありふれてんの。本人は、一生懸命だけど、やりたいことをやってる方がストレスが取れてまだしもなのに(今できることでいい)、漠然とビッグになってやるって辛いはずです。

 必然性のない強迫性を追っかけると大体病気になります。というわけで、何をやるかは自分の範囲で決められるが、巷で流行の自己プロデュースはかなり危険なんじゃと思われてなりません。というのは、人の心の中をどうにかしようなんてものが混じると、どうにもいやらしくなります。だって、その人だって思いたいように思いたいわけじゃん。人から勝手に決められたくねーだろう。
 
 それは、人類に残された最後のフロンティアなんてね。

 来年の秋、東京で展示をやります。ということをお願いする勇気を出せたのは、これまで一生懸命やってきたことと、人の巡り合わせのように思いました。だから、自己プロデュースっていきなり結果を求めている時点で無茶じゃんと思ったです。
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by madozukin | 2009-03-23 16:45 | メモ
 わたしたちは まず 挨拶からはじめた

 こんにちは あなたは すてきなかたですね
 おあいできて至極こうえい

 こんにちは あなたこそ センスにあふれて
 おあいできて無上のよろこびです

 あなたは すばらしい
 あなたこそ すばらしい

 とりとめのない
 意味をなさない
 記号のような
 ことばが
 空中を行き交う

 あるとき
 いきなりエラーが出る

 あなたって意地悪
 あなたこそ物をねじって受け止める
 
 あなたってわたしのことを見てないのね
 あなたこそ全て自分の話だ

 ほら ほら ほら
 みんなあなたのせい

 いえ いえ いえ
 ぜんぶあなたがこわした

 止まらない
 エラー
 エラー 
 エラー
 。。。。。。。(これ以上更新出来ません)

 どうして 融通が利かないのかね 人工脳は 
 天使が ハナクソをほじくりながら 神さまに質問する

 かみさまは にっこり微笑んで こう仰った
 おまえ ハナクソをほじくりすぎたら鼻がいたくなるよ  それとおんなじさ

 。。。。。。。。(新規機能を追加しました)
 
 わたしたちは
 沈黙に耐えきれず
 また挨拶からはじめるだろう
 
 あなたは本当にすばらしい
 
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by madozukin | 2009-03-18 01:29 |
 お天気も良く、住宅街を抜け、茶畑を通り過ぎ川を目指す。親子と兄弟が土手を段ボールで滑っている。自転車に走る人。鶯が初々しく鳴く。たくさん歩いて、ご機嫌になって戻ってきて、近所のスーパーで、夕食の食材の他に、パセリとヒメウツギの苗を買った。今度こそ食べられますように。育ちますように。
 
 意気揚々家へ戻ると鍵がなく青ざめる。思い当たるのは土手を駆け降りた瞬間。というわけで、土手まで結構な距離もう一度マラソンするはめに。それはもう日が落ちかけていたから。土手に明かりなどありますまい。自分が帰るのだって心もとないグレーテルである。

 ありました!土手の途中ではなく、土手を降りたアスファルトの上に紐の付いた鍵が、落ちたままの姿で。

 だいぶ前に録画し宮崎駿のインタビューを見る。無意識の、その又更に下の蓋を開けると、日常生活がままならなくなるそうだ。ウシシと笑う。犬のケンケンみたいだ。彼は、黒田あゆみアナウンサーの後付けを嫌っていた。あとで整理すれば、そういうことかもしれないが、現実はいつも曖昧モコモコしてるのだ。
 
 2月は落ち込みすぎていて、蓋を開ける体力もなく体調も崩して、トラウマのかさぶたを剥いでいたと思う。行って戻ってくる体力が足りない。。
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by madozukin | 2009-03-16 00:35 | 制作日誌
 あるぐちゃぐちゃがようやく終焉を迎えるところです。ウソが多すぎると物事は長続きしないと思いました。彼等のついたウソは、むかしの家族を彷彿とさせました。自分の感情に向き合えないから人に当たって解決を図ったつもりでいる。もしくは、自分の感情を認めることに恐れがあるから隠してその場を凌いだ風を装おう。なかなかにダークサイトです。

 ふむふむと興味津々で取材するところでしょうか。アイドルには裏側あるものです。あれは、アイドルになれなかった人たちで、その気持ちの残骸を自分では拾いたくないのでしょう。失恋しない人は、こころの新陳代謝もないものらしく呆然とします。

 でも、分かんないものは分かんないのだから、わたしは黙って退場です。そのハンケチをうっかり拾うと、王子様でなく、おかあさんにされます。すごーくシュールな童話ならいくらも書ける気がします。ふっ。
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by madozukin | 2009-03-12 00:27 | メモ
 ちちの実家はお寺だったので、お盆やお正月には、外からお坊さんを呼んで法話というものを聞く。お説教である。説話文学というジャンルがあるがそれの生き残り。

 清少納言が枕草子の中で、若い僧侶の、説法の声音が美しいなどと書いている。お爺さんだったけど、いやおじさんぐらいだったかもしれないが、おもしろい話しもおもしろくない話しもあった。わたしたち姉弟はさくらだったのだ。
 
 地獄のお箸という話があって、極楽にいる人は長いお箸を持っていて遠くの人の口にご馳走を運ぶ。地獄にいる人も長いお箸を持っているのだが、箸の周りにとげとげが付いている。その上、その長い箸を自分の口に持って行くものだから、いつまでだったもご馳走を口にすることが出来ず喧嘩ばかりしているという話。
 わたしが、揉めていた相手とやっていたことはこんなところだろうな。いいところだってもちろんあったんだけど、それを上回る自己肥大感が鼻について(わたしの中にもある)、悪い共鳴を引き起こしていた。共依存的だった。たくさん友だちがいてもまだ足りないらしい。

 ということは、彼女にとって友だちとは自分を肯定してくれるためだけにあるのねとか、異をとなえる人は完璧な自画像の汚れなんだろうと思う。この鏡像をひっくり返して、今度は自分を眺めてみる。おかあさんじゃあるまいし、わたしは、わたしの全てを肯定してくる人欲しいのか。否、否である。おかあさんは、あの人ひとりでたくさんで、それだけでは足りないから他人なんだ。わたしは、理想像に恋したりしない。
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by madozukin | 2009-03-08 01:23 | 制作日誌
  はるのおがわ ぼくのいたみも ながれていくといい

 わたしは、人の無意識が怖ろしい。ははの無意識がおぞましい。ちちの意識が薄ら寒い。姉弟の幼稚さが屈託となる。
 ここから抜け出るためには何かを決して解決してはならない。
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by madozukin | 2009-03-03 23:26 | メモ
 闇夜に目をこらす
 じっと見つめる
 吸い込まれる

 空中にまかれた
 しろい
 しろい
 まっ白な
 ポップコーン達が
 熱心に話し合っている

 はるの
 あしあとが
 てんてん
 また てんてんてんと
 続いてゆくよ

 はるはどこまで来たのだろう
 はるは駆け足だ
 はるは時に意地悪で

 ひそひそひそひそ
 ざわざわざわわ
 しー おしずかに
 
 やがて
 準備万端ととのったら
 せいだいな
 お祭りが始まる

 パレードに豆撒いて
      色をちらして
       腹を抱えておおわらい

 その準備はいいかしら
 その用意は出来てるかい
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by madozukin | 2009-03-02 02:49 |