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 木の根が深くて入り込んで、業者は張りきって勝手に工事を進めたがるし、市役所は微妙にしか相談に乗ってくれず困りました。古い家を買ったから仕方がないのですが、トイレはいきなり詰まるもので、限られた時間で的確な判断をしなければなりません。そして、解体しつつ作る工事は高くつくのです。

 置いておいて、特別なバイパスはないという続きです。

 特別なバイパスはありません。そもそもトクベツで簡単に引っかかる心性に問題があります。じぶんと違う人間同士なら早晩ぶつかります。そこでぶつかったとしても、共通の目標のためなら力が合わせられるのが、他人同士のいいところです。揉めることに慣れましょう。同質すぎる人間は、しばらく快適ですが、限界も同じ辺りです。相手を詰って、共食い状態に陥る前に離れた方が得策です。

 仲良しは幼い錯覚です。だから、じぶんの挑戦ではなく、相手に過大な期待をかけることで解決を求めます。破綻しましょう。そこがスタート地点です。

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by madozukin | 2010-01-27 00:56 | メモ
 鏡を覗くとき、人は、まず正面を写す。働いているとき、人はそれに没頭しているので、背中しか見えなくなる。後ろ姿にこそ人柄は写り、正面は、嘘も誘惑も飾りやすい。

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by madozukin | 2010-01-25 02:13 | メモ
 わたしは
 己惚れたいのだ
 だからいつも苦々しい
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by madozukin | 2010-01-21 02:09 |
 夢二を見るというので、大きなポンポンのついた白いベレーに赤いコート、ポケットの形で立体的に見えるグレーのスカートを掃いて洒落たのだ。その日、京都市内四条辺りは、泣きたいほど寒く、びっこを退かないと歩けないしもやけが出来ていた。しくしく。

 挿絵からスタートしただけあって、装丁に関するアイディアは天才的で、閃きの人だ。引き算が非常に上手く、描くスピードもさぞかし速かったろうと思われる。写生をすると分かるが、ふつうの人がモノの形に囚われ易いのに反して、夢二はニュアンスを引き出すセンスに抜群に長けていた。雑に描いているようで、彼自身の感じたエッセンスを自在に表現できたのだ。

 彼の理想の女性像は、夢二の愛した女性たちというより彼自身の投影であった。ただ恋愛にうつつを抜かした人には見えない。彼は、誰よりも彼自身に興味があった。現実には現実の生活があり、それとは別に、絵のためには何一つ惜しまないエゴイストなのだ。おそらくは。
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 きのうより
 背骨があたたかなのは
 おとつい 投函した手紙の返事が来たからではないのです

 きのうより
 つややかに蕾を待てるのは
 ずいぶん前に なくした指環が出てきたからでもありません

 見えないあなた
 会ったこともないあなた
 触れることはないあなた

 そんなことは疾うによくて

 さみしい さみしい さみしい結晶として光となったあなたから
 やがて届いた信号
 かすかに 微かに ふゆの空気の中でまたたくあなたは
 もう寒くはないのだと語る

 ひとは
 生まれてはさみしく
 恋してはさみしく
 失恋してさみしく
 いっしょに生きてもさみしく
 老いてさみしく

 そのことばかりを考えるが
 そのことを思い悩んでも
 そのことに答などない

 答合わせは
 要らないと
 あなたは笑いながら言ったのだ  
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by madozukin | 2010-01-12 00:44 |
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 ともかくも始まりました。まずは絵本制作です。鏡がモチーフ。たぶん。
 本年もご愛読よろしくお願いいたします。
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by madozukin | 2010-01-08 15:33 | メモ