詩人ワニ madozukin.exblog.jp

マンガと詩


by madozukin
プロフィールを見る
画像一覧

 Coccoの傷跡を見た。それを写真に撮らせることで、彼女は、何かを下ろしたいのかもしれない。作品を通して、じぶんに否応なく被せられるであろうイメージや、そこから派生していくことなど。雑誌には、アームカットすることは、うんこをするぐらい自然なことで殊更に大騒ぎすることではないと書いてあった。

 そうなんだろうね。むしろ雑誌の方(取材側)が動揺している感じがある。けれども、わたしには、それを表に出すことが本人にとっていいことなのかどうか分からない。諸刃の剣だと思った。
 原初的な傷を抱え込むと、それによって鋭くなるものもあるけれど、そのためになかなか解けない怒りがある。それは、時間を掛けて馴れていくよりほかなくて(周囲の人間も)、期限で解決しない。解決しなければという思いが、強くはたらくと、却って怒りを強化されることがある。

 自分を守っていいのに、Coccoさん。自分を好きでいいのに。みんな、もっと鈍感でうぬぼれもつよいから、乗り越えて変化するのにとても時間がかかるのです。
[PR]
by madozukin | 2009-08-31 02:39 | メモ